title『淘汰鶏の鶏魂碑』

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~登場したニワトリたちの紹介~

(#やや感傷に浸った内容)





☆わかちゃん(死因-放置による衰弱)

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わかちゃんは、首が曲がっていました。

私が体調を崩して3日間休んだ後に出勤したら、いなくなっていました。

無理にエサや水を与えるより、もっと撫でたり抱いたりしておけば良かったと後悔しました。








☆ピヨちゃん(死因-真冬に鶏舎内の水溜まりの中に何度も投げ入れられ、全身が濡れたことにより冷えて衰弱)

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(右)


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(左下)



ピヨちゃんの遺体
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(左)


ニワトリなのに、いつもピヨピヨ鳴いていて可愛いピヨちゃんでした。












☆にぎにぎ(死因-放置による衰弱)

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にぎにぎは、指をよく握ってくれました。
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(写真だと全然握ってないんですが、いつもはギュッと握りしめていました^^;)










☆クーちゃん(死因-放置による衰弱)

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寝たきりだったけれど、いつも足を自転車漕ぎみたいに動かしていたので、足が擦れて出血したりしていました。

糞尿のにおいが染み着いていたけれど、くさいというより可愛いにおい…(>_<)

毎日抱っこしました。











☆マーちゃん(死因-ビニール袋に入れられ窒息)

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とっても元気な子だったので、いつも喉を渇かせていました。

当時はビンの蓋を水容れにして飲ませていたので、小さすぎて満足に水が飲めなかったと思います。
(マーちゃんの死後は、お弁当箱のデザート容れを容器にしました。)

私が休みの日に、喉がカラカラのまま窒息死させられたことが心残りです。











☆さあちゃん(死因-放置・消毒液をかけられ全身が濡れたことによる衰弱)

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さあちゃんは、首が真っ逆さまに曲がっていました。

エサや水をあげるのが大変でしたが、何日も生きてくれました。








☆くね子(死因-ビニール袋に入れられ窒息)

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くねちゃんは、ふつうに歩いたり出来ていたのですが、首が曲がっているのでケージに入れられないということで、私が休みの日にビニール袋に入れられました。

休み明けに、くねちゃんがどこにもいないので場主に尋ねると、「淘汰した。」「処分した。」と冷たく言われました。

マーちゃんの時は、ビニール袋に入れられた遺体と面会することが出来ましたが、くね子は殺された日の間に燃やされていたので、遺体と面会出来ませんでした。













養鶏場での休みは月に6日間くらいで、最初はふつうに休んでいたのですが、やはり1日でも休むと衰弱してひとりぼっちで死んでしまうニワトリが毎回出たり、

私が休みの日に限ってニワトリがビニール袋に入れられて殺されたりしていたので、

休日も毎回養鶏場に通い、淘汰鶏の世話をするようになりました。








こんなことは、ふつうの養鶏場からしたら気持ち悪いくらい過剰なことです。


淘汰鶏を生きたまま焼却炉に入れて燃やしたり、地面に叩きつけて強打させ内臓破裂させる養鶏場もあります。









淘汰鶏と毎日一緒にいるうちに、ニワトリは私にとってニワトリではなく、自分の一部(というか自分がニワトリの一部?)になっていきました。






















…とまあ、感傷に浸った長ったらしい独り言みたいになってしまいましたが(^ω^)、



次回は、生きたまま燃やされる淘汰鶏をテーマにした作品をつくる予定です。