やばい
手が悲惨だ。
手が汚ないって…女としてどーなの?(-ω-;)
そろそろ諦めて皮膚科いくか…
みにくい手だ。
毎日ニワトリの首の骨を折って殺している手だ。
腕はまぁ、発疹が出来たくらいで、
いつもよりは落ち着いている気がする…
昨日 は 欠員が出て大変だったな。
ただでさえ人数ギリギリでやってるのに、労災で休んでる人がいて更に欠員が一人出ただけでかなり酷い。
オートキラーで切り漏らした鶏の首をナイフで切ってる70代の爺さんまで懸鳥に入ったから、
生きたまま熱湯で茹でられた鶏もたくさん出た。
100羽前後。
その爺さんは途中で「クラクラする」と言って懸鳥を抜けたけれども。
60代後半くらいのお爺さんがいつも1日中懸鳥入ってる。
通院もしてるのにハードな懸鳥を毎日やっていて、そのうち倒れるんじゃないかと心配。
職場の高齢化と人手不足が深刻だ。
それで苦しむのは何よりニワトリだし。
高齢者にも負担がかかる。
欠員が一人二人出ただけでたくさんのニワトリが苦しむ。
有給だって安心して取れやしない。
まだ有給出ないけど、わたしは来週仕事休まないとならない日があるんだ。
これだけ犠牲が出るようでは、用事よりも仕事を優先させようかとも思ったけれど、
今回の用事で成果出したほうが状況に何か変化を起こせる気がしている。
今日のような犠牲を出すことを覚悟して休む。
私が鶏を生きたまま熱湯に沈めて殺しているようなものだけれど。
爺さんたちにも迷惑かける。
現場の人手不足や人材の偏りがいかに動物を苦しめているか、いかに現場の人の負担が大きくなるか、
どこの現場でもそういう状況だったし、
そういう状況の中に入って実際に自分が負荷を味わってからは、
消費者の消費活動が重要なんて思ったことない。
消費活動がどーのこーの言ってる人たちって他力本願な人ばっかりで嫌気差すし。
この仕事は賃金も大したことないし、
華やかなわけでもないし、
自己顕示欲を満たせるわけでもないし、
これから人気が出ることもないだろう。
今働いている定年過ぎた高齢者の人たちが辞めたら本当に仕事が回らない。
そりゃあ動物愛護だの動物福祉だのノンキなこと言ってらんないよ。
このまま人手不足で工場畜産や肉食が衰退してくれれば願ったり叶ったりだけど、
それまでに人手不足でたくさんの動物を苦しめる暗黒時代を通過せねばならない。
これからもっと、日本の工場畜産の動物は苦しむだろう。