初めての殺処分
珍しく殺処分出来るタイミングがあったから、自分でやってみた。
ニワトリの首を力入れて引っ張った。
でも、死なない。
ポキッて音がしたから、ちゃんと脛椎の骨折れたと思ったけど、息苦しそうにはしていたものの死ぬ気配がない。
苦しめるのが、殺すのが、
怖くてたまらない。
殺し方がわからなくて、怖くて、泣きそうになった。
ごめんねごめんねごめんね…って心の中で謝りながら、何回も首を引っ張った。
でも、ダメだった…
最終的に、中国人従業員さんに殺してもらった。
首振り回されて。
最低だな、自分。
どうせそうなるなら、
自分で首振り回してやれば良かったかな…
って後悔した。
首引っ張ったせいで余計な苦しみを与えてしまった。
殺すたび、自分の中に闇が生まれる。
あー
殺せない。
殺せないよ。
苦しめたくない。
本当は殺したくなんかない。
あの子の首を引っ張ってたときのこと思い出すと涙出る。
ちゃんと殺せる人を尊敬する…
殺すって、難しい。
家に帰って、
自宅のニワトリを抱きながら、
また、
首を引っ張った子のことを思い出して泣けました。
というか、今日はもうずっとその子のこと考えてます…