ニワトリやヒヨコやウズラを生き餌にするのってどうなの?

動物園や爬虫類飼育者などが、よくニワトリやヒヨコを生きたまま肉食獣に与えているけれど、

ニワトリの屠殺場で働いていた身としては許せん。


屠殺場でも、ニワトリを屠殺するときは気管や神経を切らないように、神経研ぎ澄ませて頸動脈だけ切ることを目指しているんですよ。人が屠殺する場合は。

気管を切ればニワトリが窒息するし、神経を切ればニワトリが痛くて苦しむ。




生き餌としてニワトリやヒヨコなどの鳥類を与えている人を擁護するときに、屠殺した肉を人間とかが食うのと一緒だみたいなことを言う人がいるけれど、

ニワトリを屠殺していた身からしても鳥類を生き餌にするのは残酷・野蛮極まりない。


屠殺と生き餌を一緒にしないでもらいたい。



みんな屠殺場のこと知らないし、屠殺場のことがよく理解されていないからこそ、こういう誤解や蛮行が生まれるんだろうな。









鳥類とかを生き餌にする人たちって、屠殺場の人がなにも考えずにただ動物を殺しているとでも思っているんだろうか。

動物の体の構造とか知ってなきゃ屠殺なんて出来ないよ。



ブタとかだって、適当にナイフぶっ刺してるわけじゃないんだよ。









鳥類を生き餌にするのは、本当に野蛮な行為。