命がけ、、
立てないウシくん(たまにヨロヨロ立って自分で水飲みに行ったりもしてるけど)は、個室に隔離されているわけでもなく、ふつうにデカい雄牛が十数頭ひしめく部屋で一緒に居ます。
わたしはそのなかに入っていき、休み時間や退勤後や休日の早朝や夜にエサや水をこっそりあげているわけですが、、。
これは非常に命懸けです。。
今までも、何度もウシに殺されかけて?ます。
闘牛みたいに突進してくるウシもいるので。
何度もド突かれました。
もしデカイ牛に踏まれたり蹴られたり乗っかれたりしたら、人生が変わってしまうような大ケガをする危険性も高い。。
出荷時には800㎏前後になるウシなのでね。
たまに1トン超えちゃうのもいるみたいだし。
立てないウシくんのお世話をしているときも毎回ジャマしてきます。
満足に給餌給水してあげられません。
まわりを見渡せば、デカイ雄牛たちが私を囲んで見下ろしているんです。
ちょっとひっぱたけば退く臆病なウシがほとんどですが、なにしても効果のないウシが1~3頭くらい居て、そのうち1頭は私が牛部屋に入ると必ず頭突きしてきます。
そいつを避けながらエサや水を持っていくのが本当に大変。
エサとかをあげている間もずーっとジャマしてきて。。
犬みたいに調教中なんですけどね。
眉間とかオデコをひっぱたいたり手を押し当てたりしていたら、ただのデカイ犬みたいに少し大人しくなったような?
眉間らへんは屠殺されるときにガンを撃たれる場所ですから、前世の記憶でもよみがえるんでしょうか…?
立てないウシ用の個室を用意してもらわないと、いつかウシに殺されそうだ。。
もしくは凶暴なウシを服従させる超能力を身につけなければ。。